顔を描いてもらう
先日、ある作家さんの顔の素材としての撮影に参加してきました
余談ですが、ポーズ中の美術モデル(特に裸婦)の撮影は禁止です
もともと撮影に興味があったら、美術モデルではなく写真モデルをしていますので…
美術モデルは制作現場でのみ目撃する不思議な生物だと思ってください
美術モデルは「いま私はポーズをしている」という使命感(?)がありますが、撮影は「いま私は何をされているの??」と、始終ふわふわした気持ちでした
初めてで勝手が分からなかったからかな~
あーなんか精気を吸い取られた気がします
写真を恐れていた昔の人の気持ちが分かる!
お礼として私の絵を描いていただきました
美術モデルの仕事で行ったとき描かれた絵は、描いた人の財産であり糧となります
当たり前ですが、モデルの手元には残りません
でもモデル仲間の中には、クロッキー会で何枚かもらったことあるよ~、などという人がいて羨ましかったのです
これは堂々と自分の絵を貰えるチャンス!と思い、行って来ました
1対1なのでとても緊張したけれど、その分空気も濃密になります
私はやっぱりシャッター音よりも鉛筆の音が好きだなぁ
とても情熱的な、迷いのない音を響かせる方でした
部屋に絵があるっていいですよね
しかも世界に1枚の絵です
嬉しいなぁ♪
早速飾っています