しずかであつい

美術モデル 碓井翠雨(ウスイスイウ)

クロッキー会場はライブ会場

ふと思ったのですが、モデルとして制作現場に立つことと、音楽のライブ会場に行くことは似ています

クロッキー会場は特に、それが色濃いと思います

 

人間ですから好調・不調の波があれば、ピークもあります

モデルと描き手が呼応し熱気で盛り上がり、いつまでも忘れられない日になったり、穏やかでフレンドリーな空気に包まれたり、なんだかしっくりこないなぁと思ったり、ときにはあぁ今日はダメだった…と後悔が残る日もあります

 

私はモデルの立場から書いていますが、描きに来る場合もそうではないでしょうか?

ミュージシャンの好き嫌いがあるように、モデルの好みもあるでしょうね(そう考えるとちょっと怖いな) 

ミュージシャンは主役の面が強いですが、モデルはもちろん違います

主役は作品を残す描き手です

モデルは何でしょうね…楽器かな?

ぴったり当てはまるものはありません

 

その場に居ないと味わえない空気があります

微かな緊張と高揚、あっと言う間に過ぎる時間、終了後に感じる外の涼しい風とさっきの余韻…

 

あぁ、会場に行きたくなっちゃった!